電動パワステ化!したかった理由

個人的にパワステ(以下PS)は欲しい。
まあ無くても慣れてしまえばいいのかも知れないけど・・・正直外すつもりは全く無し!

しかし、一度PS&ACのベルトを外して運転したら、エンジンレスポンスが素晴らしい〜っ!
ACはオフにしていれば電磁クラッチがフリーになるので、一応無負荷になる。
つまりPSポンプのロスが無くなった分だけエンジンフィールが良くなったのだ。

フツーの街乗りでアクセルに足を乗せた時のボディレスポンスが違ったのだ。
明らかにいつもと違うクルマの動きと吹け上がり!

どれほど違うのか知りたい人は一度PSのベルトを外してみてください。



んがしかし、その代償としてハンドルはメチャ重たい!
一時期借り物のオモステ前期APEXの86に数ヶ月乗っていたことがあるのだけど、その比ではない。
人力でPSオイルを動かさなければならない分だけ重たいのだ。
並みのオモステレベルにしたいのであれば、PSオイルを抜いて配管をリターンすれば良いらしいが、それではやはりただのオモステになってしまう・・・

PSのまま、あのエンジンフィールにはならないのか?
まるっきりは無理であるが、電動PSにすればかなり近いフィーリングになるはず!

電動PSには大きく分けて2種類あり、モータで直接ステアリングシャフトに対して操作力をアシストするものと、従来の油圧式のまま、油圧発生のためにモータを使用するものがある。

純正PS仕様の86を電動PS化する場合、ステアリングシャフトに直接モータが付くタイプより、電動で油圧を発生するタイプの方がスマートに付くと思った。

MR−2(SW20)のPSがそのタイプなので、そのポンプが流用できないかと考えた。
そこでSW20の修理書を見ていて気付いたのだが・・・

制御系を含めて全て移植できそう!

SW20の電動PSは油圧発生モータ、制御コンピュータ、電流制御用ドライバ、メインリレー、ステアリングセンサーなどから構成されているのだけど、それらが独立したパーツになっているのだ!
その全てを86に移植してしまえば、SW20と全く同じステアリングアシストが得られるはず。





86の純正PSは当時のカタログを見ると解るのだが「エンジン回転数感応式」である。

高速道路を150km/hで走っている時も、車庫入れの時と同じようにハンドルが軽かったら怖い。
本来であれば車速に応じてアシスト力を変化させた方が良い。
しかし86の場合はPSポンプがエンジンのクランクプーリとベルトで直結されいる機械式のため、車速によってアシスト量を変化させることは出来ない。
その変わりエンジン回転数に反応してアシスト力が変化するように出来ている。
つまりエンジン回転が高い時は重く、低い時は軽くである。

でも「エンジン回転数が高い=車速が高い」とは限らない。
しかもエンジン回転数はめまぐるしく変わるため、ある程度高回転が続いた時に重くなるような仕組みになっているようだ。

ジムカーナをやっている時によく出くわす現象だが、低いギアで高回転を多用していると最初は良いのだけど、途中から急にハンドルが重くなったりする。
これは構造上しかたない現象のようである。





SW20の電動パワステはパワステコンピュータに車速信号とステアリングを切る速度&切り角センサーの信号を入力し、それらを元に電動PSポンプにかかる電圧を制御することによって、最適なアシスト力を得ている。

このシステムが86にそのまま移植できるかも!?やってみたいなぁ〜

ってな構想は自分の中で何年も前からあった。



そして、たまたま部品取り車にSW20が現れたので、その計画を実行してみた。
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