ラジエターの話
ラジエターでエンジンを冷やす。こりゃ当然です。オーバーヒートしないために付いています。でもオーバーヒートしちゃう。じゃあもっと能力の高いラジエターに交換しましょうね・・・
これが高いっす。「やっぱアルミがイイかな〜」なんて思った日にゃ10万円コースでしょ。10万円を足に使ったら・・・エンジンに使ったら・・・夢は膨らむ一方ですな(笑)。しかしラジエターは冷やすだけ。(アルミなら軽くなるだろうけどね)ガンガン回してオーバーヒートしなけりゃノーマルで十分ですよね。さあそこで「金を使わず、頭を使おう!」
まず、ラジエターとは?冷却水を冷やすモノ・・・逆に考えれば熱を放出するモノです。なるべくたくさん熱が出せる様に工夫すればおのずと効率は上がるはず・・・。
じゃあどうすればたくさん熱を引き出せるか?熱い空気より冷たい空気の方がいっぱい熱を引き出せます。少しの空気よりたくさんの空気の方がいっぱい熱を引き出せます。常に熱い水(冷却水)が一杯な方が熱が引き出せます・・・さあ、こんな状況を作り出しましょう。
まず一度外しましょう。金をかけない分ヒマをかける。目詰まりの原因のゴミを落し、ピンセットで丹念にフィンを起こす。しかも両面とも。エアコン車の場合は次に腰痛を覚悟してラジエターの前についているもう一つのラジエターであるエアコンのコンデンサーの目詰まりを除いてフィンを起こす。バンパーも下ろして前からも・・・。これだけでも十分に1日ヒマが潰せる(笑)効果も確かにありますよ。
次に2発式電動ファンにしちゃいましょう。
なんででしょ?まずエンジンの抵抗が減る。厳密には電気負荷が増えるとオルタネータの抵抗が増えるけど、そんなものは微々たる物。機械式ファンの比ではない。次にシュラウド面積が減る。シュラウドの役目はファンが回っているときに効率良く空気を吸い出すため。走行風が前からガンガンやってくるときは無い方が抜けがいい。しかもエンジンがアイドリング中でも全開で回ってくれる。頼もしいヤツである。取り付け方法はコッチをみてね。
僕の電動ファン・・・悪い取り付け例
ファンのサイズが大きいのでラジエターの横からはみ出しています。別にはみ出すのはイイのだ。ココを塞がないのが問題である。
ファンとは空気の圧力差を作る装置である。ラジエター側が負圧で、エンジン側が正圧である。せっかく負圧が発生してもこんな抵抗の無い所があったらラジエターの向こう側から空気を吸い出す力が半減するのは明白である。電圧に置き換えて考えるとショートしているようなもんだよね。
次は「バンパーから入った空気を逃がさずラジエターに叩きこめ!」これは効果的でしょう。ボンネットキャッチの所にアルミ板でカッコ良く作るも良し、ダンボールとガムテでお手軽なのも良し。でも雨が降ったら・・・なんていいっこなし(笑)。他にもラジエターとコアサポートの隙間に詰め物をしたり、大胆にバンパーを切って、その口からラジエターまで板で空気の通路を作るようにする・・・何処までするかは個人の趣味だけど、どれでも少しずつの効果はあります。
水圧と水流の違いは認識してますか?水温が上がれば水圧が上がります。エンジンを止めてもパイプを緩めると「ピュー!」てな感じで冷却水が噴出します。水流はご存知ウオータポンプが作っています。これはファンベルトで回っています。つまりエンジン回転に比例して水流は変化しているのです。冷却効率を上げるには水流が多い方がイイです。同じ温度の冷却水がラジエターの上から下に流れる時間が、ゆっくりならば下の方で低温になります。早ければ下の方でもまだ温度は高いでしょう?全面が熱いラジエターの方がたくさんの熱を取り出せます。
だから最も水温が下がるのは、走行風が十分に当たり、エンジンがある程度回っていて、燃料をあまり燃やしていないとき・・・そうです、高速道路を巡航しているときですね。
まあ水流は変更できないし、プーリ交換したとしてもキャビテーションの問題もあるでしょうからノーマルが一番なんじゃないですかね?この辺は実験してないからわかんないですけど(^^;;;)
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