キーレスエントリー装着!
いまどきの乗用車ならほとんど装着されている装備が集中ドアロック&キーレスエントリー機能である。
86には当然オプションでも存在しない。そこで汎用品を装着してみよう。
使用したキットはカルフォルニアサンで販売している舶来モノ。
とは言っても日本語マニュアルもついているし、配線も車体から取るのは常時12Vとアースとウインカーのみ。
面倒なのはドアに配線を通したり、ドアロックモータを付けるところぐらいですね。
●ドア内装を外す
まず、窓は全開にしておく事。ガラスが邪魔で内装が外れません。
1・ミラーの裏にある三角のカバーをはずす。
マイナスドライバーを画像の場所に突っ込めば、ポロリと外れる。

2・取っ手を外す。
前期は手を突っ込むところの中にビスが有ったような・・・未確認です。すいません(^^;)

3・ノブの枠を外す。
画像の位置のビスを外す。あとはノブを引きながらノブの枠を外す。

4・ウインドレギュレータを外す(手回しウインドウの場合)
くるくる回すノブの根本にウエスをUの字に噛ませて、根本を磨くようにウエスを動かすと、ピンが外れます。
あとは引っ張れば外れます。
5・ホックを外す。
ホックの位置を確認しながらマイナスドライバー等でプチプチ外す。
基本的に引っ張れば取れるのだが、乱暴に引っ張ると内装からホックがちぎれるので慎重に行う。
ホックの位置の画像を見て参考にしてください。

5・内装を上に持ち上げて外す。
ある程度内装を手前に引っ張りながら持ち上げます。そうしないとドアノブやウインドレギュレータの軸に内装が引っかかって、持ちあがりません。
6・ビニールを剥がす。
このビニールは湿気を遮断する重要な役割があります。破らないように半分ぐらいまで剥がしてください。

●機器実装
ガラスを上下する機構があるので、何か付けるたびに干渉しないかチェックしながら作業してください。
1・ドアロックモータ取り付け
あれこれ検討した結果、画像の様に取りつけました。
キット付属のステーを曲げて、ドア側には2.5mmのドリルで2ヵ所穴を開けました。
付属のタッピングビスでガッチリ固定できました。

★前期APEX内装の場合★![]()
ドア内装が大きくえぐれているので下の画像の様にステーの曲げを1ヵ所にして、モータをもっと奥に取り付けてください。
この場合、リンクの取りまわしが少し厳しくなりますが、取り付け可能です。
2・コントロールユニットの取り付け
???本来なにで固定するんだろう?とりあえずタイラップでしか付かないような耳が付いてる。
ちょうど良い大きさの穴がポッカリ開いていたので、タイラップ6本で固定。
ドア側には3.5mmのドリルで6ヶ所穴を開けました。

このコントロールユニットは車体側に取り付けた方が良いとご指摘を受けました。
運転席足元のヒューズボックス手前や、フットレスト奥に取り付けておられる方がいますので参考にしてください。
3・配線の整理
車体側に引き込む必要がある配線は、以下の通り
常時電源(12V)・アース・ウインカー用2本・助手席モータ用2本の合計6本。
不要な線はカットする。
車体側にコントロールユニットを置いた場合、運転席側モータの配線5本を通す事になります。
(緑・青・白・茶・黒)
○必要な6本

○不要な4本(ビニールテープ等で絶縁しておきましょう)

4・配線の固定
ちょっと苦しいんだけど、適当な穴を使ってタイラップで縛っておきました。
裏に指が回るところなら新たに穴を開けて固定場所を増やしても良いかもしれません。
しかしすぐ裏にはガラスが上下する機構があるので、干渉しないように注意!

5・配線を車内に引き込む(電動リモコンミラー又は純正オプションパワーウインドウ装着車)
ドア-車体間に配線を通しているゴムホースの中に配線を通します。
ハリガネをUの字に折り曲げて、ドア側から押しこむようにしてハリガネを通し、車体側から指を突っ込んで、ハリガネを引き出す。(画像は運転席側)
赤い線の様に通っている。
このとき、車体側から指を突っ込まないとなかなかハリガネが通らなかったので、ゴムを一部カットしました。
カット前→カット後(画像は助手席側)

ハリガネに配線を縛り付けて車体側に引き抜く。画像は助手席側なので2本のみ。
運転席側は6本を一度に通します。

完成図

GTV等、電動リモコンミラー・純正オプションパワーウインドウが両方とも未装着車の場合![]()
純正でゴムホースが通っていません。
ドア側には穴が開いていてゴム栓で塞いであるので、それを外します。
車体側には穴が開いていないので、ドリル等で穴を開けるか、ドアパッキンの隙間から車内に引き込みます。
ゲルコートチューブやゴムホースを使ってまとめてやると良いでしょう。
APEX用の純正ゴムホースを購入して、車体側にAPEXと同じように穴を開ければキレイに仕上がると思います。
●助手席側の作業。
作業方法は運転席側と同じです。
ドアロックモータを取り付けて、2本の配線を室内に引くだけです。
1・スポンジのカット
運転席も同じようにカットしなきゃイカンのだけど、画像が有ったので乗せてみました。
ただ切るだけっす。

2・ドアロックモータの取り付け
運転席側と全く同じです。
3・配線を車体側に通す。
運転席側と同じです。
4・完成図

●ウインカー配線
まず運転席側の足元にあるスピーカカバーを外す。
ネジ1本外して引っ張れば外れます。

足元の内装を一部ずらすため、赤でマルした3ヵ所のネジを外す。

ステアリングコラムカバーも外すと解りやすいんだけど、コラム根本の下にある、ウインカー&ハザードスイッチに繋がっているコネクタを外し、画像の位置にから配線を分岐する。
これが左右のウインカー配線です(前期・後期共通を確認済み)
この様に引き出して、キーレスのウインカー配線(黄色2本)に繋ぐ。

12V電源はこのようにギボシを付けると、オーディオの常時電源から割り込みで取ることができる。

86の場合は常時電源がオーディオ配線にありませんでした(^^;)
ヒューズボックス等から常時電源を取るか、バッテリーから直接取る必要があります。
電源電圧が下がるとハザード2回がちゃんと2回点滅しないことがあるので、出来ればバッテリーから直接取る事をオススメします。
結構消費電力が大きいので、使用するヒューズは15Aが良いです。10Aでは切れました(^^;)
バッテリーから直接追加配線を行う場合、事故防止のため必ずヒューズを入れましょう
アースはクワ型端子でもつけて、その辺に付けてやりましょう。
僕の場合はオーディオ近辺から取ってみました。
あとは助手席側のモータ配線を繋いでやれば完成です。
ちゃんと機能するか、動作確認してからドアの内装を元に戻してください。
・リモコンを使って両方のドアがちゃんとLock/UnLockするか?
・リモコン動作時、ハザードはちゃんと点滅するか?
・運転席側のロックを手で動かすと、助手席側も連動するか?
リモコンからの動作ですが、このままだと大きなボタンがUnLockでハザード1回、小さなボタンがLockでハザード2回になります。
一般的なキーレスはコレの逆になります。
これを一般的なものと同じようにするには、両方のモータの緑と青の配線を逆につなぎ、運転席側モータの白と茶の配線を逆につなげば入れ替わります。
ドアロックモータのアームの取り付け位置(イモネジを六角レンチで締めるところ)は、なるべくモーターのストロークの中心とドア側のストロークの中心が一致するように調整してください。
これがうまくいってないと、集中ドアロック機能がうまく動作しなかったり、リモコンからUnLockしても、すぐLockされてしまうような症状が起きたりします。
ドア内張り内のビニールはビニールテープだとうまく貼れないので、塗装用のマスキングテープを使うと良い感じです。

ドアの内装を逆の手順で元に戻して、室内の配線を隠せば完成!
・・・くれぐれもペダル周りに垂らしたりすることの無いようにね!
これで晴れて、集中ドアロック&キーレスエントリー車だっ!(^o^)

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