86に電動ファンを付ける

「どうして電動ファンにするのか?」このテーマについては今回は触れない。とにかく付けてみましょう。

1・ファンの選択
これは大事である。僕の知っている範囲ではこんなのが望ましい。
・大きさがちょうどいいもの(そりゃそうだろう・・・)
 幅は少々違ってもいいが、高さはちょうどのモノを選びたい。日産のものにちょうどいい高さが多い様に思うけど・・・各自現物にて確認しましょう。
・2連になっているもの
 1個では容量不足でしょう。必ず2個のものを選びましょう。
・樹脂フレームのもの
 溶接ができるプライベータなら金属フレームの方がイイでしょう。どうにでも工作できるので自由度が高いです。でも溶接できないなら樹脂がオススメ。簡単に切れるし、なんたって軽いのだ!
・壊れてないもの
 当たり前だが意外と盲点である。解体屋から調達するだろうから可能性として考えた方がイイでしょう。頑張って取り付けたのに回らなかったら大変である。

2・ハーネスの選択
2つの方法があると思います。
 1・市販のキットを使う。1万円ぐらいであります。
 2・何かの純正センサーを流用する。
市販のキットを使うと、動作温度を設定できたり便利です。面倒も無いしオススメです。僕は手元にあったAE111純正センサーを使いました。とりあえずカネが無いので・・・

3・実際にファンを取り付ける
・ラジエターを外す。
 キャップを外してドレンから冷却水を抜き、シュラウドを外します。ホースを抜いてアッパーの押さえを2箇所外せば上に引き抜けますね。
・機械式ファンを外す。
 外したら4本のネジにワッシャーを2枚ぐらいづつ入れて締めつける。そのままだとプーリが固定できないですよ。
・ラジエターにファンを取り付ける。
 下2箇所のハメコミ、上2箇所のネジでシッカリ付くように工夫します。ここでは僕の例を紹介します。

今回使用したファン。なんと新品である。ワケアリ品なのでタダで入手できた。日産サニーのファンらしいが、詳しくは不明である。86ラジエターに付けるため、黄緑の部分をカットした。これだけでバッチリ取り付けできた。

サンダーでバリバリ削っただけ。樹脂なのでラクチンだった。


新品だったので、カプラーが無い。そのままハンダ付けしました。


下のハメコミがゆるいのでゴムを2枚噛ませてみた。


横幅が結構合ってない。ラジエターから3cmぐらいはみ出している。できればこの隙間はアルミ板等でふさいだ方がイイでしょう。


上部の固定方法。おなじみエーモンの汎用ステーで止めている。本当はラジエターを押さえているステーにエーモンのステーを溶接したかったんだけど、ウチでは溶接できないから・・・ちょっとバッテリー側はバタついてます。

4・配線を作る
キットを使えばどおってこと無いんでしょうが、金が無い・・・そんな人たち(僕だけ?)のために紹介します。

リレーAは
コイルONでスイッチON。リレーBはコイルONでスイッチOFFです。お間違えのない様に。

注意!
エアコン付きの場合はエアコンコンプレッサーの電磁クラッチONに連動してファンが回るようにしないとエアコンがパンクして壊れちゃいますよ!


・センサーを取り付ける

AE111のセンサーは大森の水温センサーブラケットにボルトオンです。多分トヨタのカローラクラスはみんなイケるのではないでしょうかね?このアダプターは見ての通りボディアースが取れていないので自分でアースを取ってくださいね。

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1999.8.8追加 のぶさんからの情報
水温スイッチは、92のマニュアル車のスイッチを流用!
(ラジエターのロアホースの取り付け部分)
86より多少長いですがそのまま使えます、
注意は、サーモは86用が使用できません、
(理由は、形状が異なるのです(若干92のほうが大きい))

Taka8より
つまり86ウオータポンプに92ウオータインレットを合体させる訳ですね。92ウオータインレットには電動ファン用の水温センサーが取りつけられるのでワザワザ大森のブラケットをロアホースに入れなくてもセンサーが付くようです。アースがエンジンとつながるでしょうから、大森ブラケットの様にアースを取る必要も無く配線がラクなのでは無いでしょうか?う〜ん、こっちの方がスマートですな。
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1999.8.14追加 のぶさんからの情報
エアコンと連動した配線を作成

ACC ONでリレー1(R1)がONになります。
A/C動作時は、リレー2(R2)がONになりFAN1が回転します。
水温上昇時にはリレー3(R3)がOFFになりFAN2と、FAN1が回転します。
(A/C ONの時にはD1によりFAN2には電気がいかないので回転しない。)
R3は、コイルに通電しないと常時OFFの端子を使用しました。
(AE92のA/Cのリレーボックスをそのまま利用したのでこうなってしまいました。)
(恐らくもっと効率的な方法があるのでしょうけども、無い頭では、ここまでしか思い付かないです。)
※ 92のリレーボックスには30Aのフューズが標準装備(?)なのでそれを使っています。
※ FANの配線はそのままではノイズが乗ってラジオが変な音になるので、FAN付近にコンデンサ付き
のコネクターが付いています。(クレスタのA/CのサブFANのコネクタを利用しました。)
※ その他のカプラは、92のBOXのものをそのまま流用してあります。
(そうすれば、なんとなくすっきりするので)
※ R1、R2は4Pのリレーですが、R3は5Pのリレーになっています。
FANは、A/Cは92のA/C用を加工してシュラルドに埋め込んであり、水温のFANは92の
FANをそのまま流用しております。
(実際には、P/S付きなのでBATT横の配管が邪魔しますけども・・・)

Taka8より
良く考えられた配線です。ファンの動作リレーを2個にしてダイオードでファンの回転個数をかえています。実際これを参考に作成する人はこのダイオードの容量に注意しましょう。ファン1個分の動作電流が流れるので大き目のものがいいですね。電流はファンのワット数を、電圧(12ですね)で割り算すれば解ります。
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2004.6.20 カトキチさんからの情報をAE85.5さん修正
最新電動ファン配線図(excelファイル)

リレー4個仕様
リレー5個仕様





・センサー位置について
僕の場合はロアホースに割りこませました。理由はAE111はロアホースにセンサーが付いているからです。そのセンサーを使うんだからロアでいいんじゃないか?と考えたわけです。当然アッパーに入れたほうがファンの動作頻度は上がりますが、ラジエター能力だけで冷却が事足りている走行時などにファンが動作してしまう事でしょう。これはムダですよね。しかし渋滞中などでオーバーヒートしてしまう場合、アッパーにセンサーがあれば早くファンが回るので、オーバーヒートするまでの時間を長くすることは出来ます。でもこの場合は基本的に冷却能力が足りていないので、他の対策を考えた方がイイと思います。この辺は後日ウンチクコーナーでウンチクってみたいと思います。


ヒューズボックスにくっついているのがリレーです。なんていい加減な配線・・・さすが素人仕事である。ちなみに上はリレーA、下がリレーBである。

ここまでやれば完成です。まず最初はイグニッションONにして、ファンが回らないのを確認します。次に水温センサーのカプラーを抜いてファンが回るのを確認します。その後アイドリングをして、水温上昇とともにファンが回り、30秒前後で停止し、しばらくするとまた回り始めるのを確認します。

ココまでOKなら成功です!

僕の場合はこれで水温88度ぐらいでファンが回るようになりました。アイドリング時は85度から88度ぐらいで安定しています。走っていれば80度前後、高速などでは70度前後まで下がります。つまり走っている限りファンは回る必要が無い事になりますね。

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