クランクラッピング
今回はクランクシャフトのラッピングをやってみました。
いままではやたらキレイなクランクだったでサボってましたが、今回はヤリがいがありそう・・・(^^;)
作業的にはピカールで磨くだけです。用意するのはピカールと手ぬぐいだけ。このおばあちゃんが農作業で使っている手ぬぐいがラッピングにちょうど良いとRS加藤さんに教えていただき、用意しました。
んで古くさいカンに入った、腐りかけてる?ってな感じのピカールしか無かったので、ホームセンターに買い出しに。コンパクトなポリ容器に入ったのがあったので、「コレでいいじゃん」とばかりに買ってきました・・・
しかぁーし!磨いても磨いても変化無し・・・うーん、おかしい!なんで!?
よーく見てみると、そのポリ容器にはドコにも「キンゾクミガキ」と書いてない。それどころか「佛壇クリーム」って・・・なんじゃ?えーと、佛壇・タンス・漆器のお手入れに・・・・・・・・ってこれ違うじゃん(ToT)
またホームセンターに行っていつものカンのヤツを買ってきました。そんなに高価じゃ無いけど悔しい・・・(T_T)

失敗したポリ容器のピカール。みんなコレ買っちゃイケナイよ・・・
気を取り直して作業再開!結構カンタンにピカピカになる。
左が処理前、右が処理後。映り込み具合を比較してみて下さい。

右の画像のオイル穴が白いのはピカールです。ほっておくと固まっちゃうので、液体のうちにパーツクリーナ等でキレイにしてやりましょう。途中斜めのオイル穴で隣のオイル穴と繋がっているので、その中もキレイにしましょう!その後CRC556等でサビ止めしておくのも忘れずに!
しかし鏡面になるように磨きましたが、鏡面ってどうなんでしょ?
接触面が増えるからヤバイような気もする。最近ピラミッドメタルとかあるけど、これってメタル表面にミクロのピラミッドがたくさん付いてて、面接触を点接触にし、オイル保持機能を持たせるという考えのモノである。
一度ジャーナルをペーパーで削ってからピカールをかけるというショップもあるようです。
これだと線接触になるのかな?オイル保持が出来てよさそうな気もする。本当にそうなのか?
少なからず削ってしまうなんて、センターが狂う、真円が狂うってことも考えられる。メタルサイズなんて4/1000mm単位であるのに。機械で削る訳じゃないから、やっぱ削っちゃダメでしょう。極力寸法が変わらないに越したことはない。
しかもクランク側にキズを付けると言うことは、メタル側が鏡面でない限り、ミクロの世界で引っかかる可能性が出てくるであろう。つまりオイル保持はどちらか片側だけでしないといけない。この場合、メタルを鏡面加工なんて出来ないからクランク側は鏡面であるべきだ。
んでメタル側にオイル保持能力を持たせる。つまりピラミッドメタルだね。
などと考えながら作業してました。
んで、最後に仕上がった表面を見て解りました。
鏡面と言っても中古クランク。良くりゃ小さな縦傷だらけじゃん・・・(笑)
まあこんなもんでしょ。
「手作業によるラッピングなんて気休め」と言う意見もあります。
しかし中古クランクには少なからずオイル焼けや、回転方向の小キズがあるモノです。やらないよりやった方が良いです。鏡面ウンヌンより、クリーニングするつもりでキレイにしてやりましょう!
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