腰下編
RSKさんに到着して、最初に見せてもらったのが今回使用するブロック。
お願いしていたダミーヘッドホーニング加工がされている。
「ほほお」などと良く解りもしないクセに、シリンダを覗きこむTaka8に
加藤さんが微笑みながらシリンダボアゲージを手渡してくれた。
「どんなもんか測ってごらん」
しかし悲しいことに生まれて始めて見るゲージの使い方など解るはずも無く、ゲージを手にあたふたしていると「こうやって測るんだよ」と教えてくれました。
うーん、加藤さんやさしいっす。オレ恥ずかしいっす(^^;)
んで、測定中・・・
今思えばその時の値をメモしておくのが本当なんだけど、その時はボアゲージの使い方を一生懸命覚えていた(笑)よって記録無し・・・(バカ)
自分でラッピングして持参したクランクを洗浄する。
灯油&エアを使い、念入りに、念入りに、そして念入りに・・・
オイル経路を6、外面4ぐらいの気持ちで時間をかけてキレイにする。
洗浄はエンジンを製作する上でもっとも大事な基本だと加藤さんから教わった。
さんざん洗浄したブロックにメタルを組みこむ。今まで我流で組んでいたけど、力のかけ方がダメ。こんな細かなところにも技術は存在するのだ。
・・・この頃からやさしかった加藤さんは職人となって、僕に「ご指導」をくれるようになりました。
次々と頂くご指導・・・うーん、たくさん怒られた(^^;;;)
しかし、いままで誰にも教わったことが無かったので、本人は嬉しくて仕方が無い。
「もっと叱ってくださいね」
「叱ってないよ!」
「・・・」
などと異様な会話が繰り広げられるのでありました(^^;)
・・・それはさておき、オイルジェットも組みつけて、いよいよクランクが載っかります!
クランク合体完了!やっぱエンジンスタンドは便利です。1家に1個は要りますよ(笑)
この真中に入っているのがよく話題に上がる「パイロットベアリング」。
FF車には付いてないんだけど、FR車には必要なんです。コレが無いと異音が発生しちゃいます。しかもMTのインプットシャフトベアリングに負担をかけちゃいます。
周りの8つの穴はフライホイルを止めるボルト穴ですね。
ピストンが入る!このとき始めてピストンリングコンプレッサー使いました(^^;)
いままで手で入れてたんですよね・・・
バッフルプレートを取り付けて、オイルストレーナを組みつける。そしてオイルパンを・・・
バッフルプレートとオイルパンは液体パッキンを使用するのですが、この一連の作業を液体パッキンが乾かないうちに行います。決して忙しいわけじゃないけど、オイルパンの曲がり修正や洗浄、ストレーナの用意など済ませておいてスムースに行いましょう。
焦って組みつけると、ストレーナのパッキンを入れ忘れたり、ストレーナ固定ボルトを締め忘れたりしかねません。ココがオイル供給の源ですから、どちらを忘れても致命傷になります。またオイルパンを剥がないとなおせませんよ・・・
腰下完成!簡単なようですが、やっぱ辺りは暗くなってます。
加藤さんの予想をはるかに越えたシロウト作業!時間がどんどん押し迫ってきます!
ヤバイよぉ〜っ!
つづく
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