86に111エンジンを載せる

(1)コンセプトの決定
どんな車にするかを決定する。大きく分けると快適仕様か過激仕様かである。快適さやメンテナンス性を重視するほど金がかかるものである。

(2)問題点の確認
必ず起きる問題点を確認しておく
1・デスビとバルクヘッドの問題
2・水回りの問題
3・コンピュータとハーネスの問題

(3)手法の選択
ここで言う手法とは「問題の解決方法」である。コンセプトを元に選択していく。大体の選択肢を記述してみる
1・デスビ
  →バルクヘッドを切ってそのままで行く(ヒータが無くなる覚悟は必要?、デスビキャップを外すときはエンジンを降ろす必要がある)
  →ウルトラの同時点火キットを使用する
  →4A−GZ用の同時点火を流用する(同時点火用の信号が必要になる)
2・水回り
  →バルクヘッドを叩いてそのままで行く(サーモスタット交換時はエンジンを降ろす必要がある)
  →ショップから出ている「水回りキット」を使用する
3・コンピュータ
  →111ハーネスとECUをそのまま載せる
  →86ノーマル+サブコン(マトモに回らないと思うが)
  →フリーダムコンピュータを使う
  →洋モノフルコン(モーテック等)を使う(高価だけど)

最低でもここまで決定してから作業を実行しよう。

(3)僕の手法
コンセプト:ボディ無加工、エアコン、パワステ、ヒータまでのフル装備。メンテも極力エンジンを降ろさずにしたい
1・デスビ:4A−GZ用同時点火を流用
2・水回り:SSワークスのキットを使用
3・コンピュータ:フリーダムを持っているので5バルブ対応に改造を依頼し、これを使う。

手法は僕の知っている範囲なので、もっとたくさんあるだろうし、自分で発見するのもいいのでは?
実際にはアクセルワイヤーやオイルポンプ、タイミングベルト、テンショナー、オイルフィルター取り付け部などたくさんの小さな問題が存在する。

111エンジンはご存知の通り、小排気量・高出力のNAエンジンである。いい加減なコントロール(燃調・点火時期)では本来の性能を発揮できないどころか86ノーマル4A−Gより劣る性能しか発揮できない。この辺はどんなコンセプトにするにせよ、しっかりやっておきたいところである。オススメはフリーダム、金が無いなら111ノーマルである。

実際に111エンジンの載った86はかなり良く走る。これだけの苦労をしても載せる価値は十分あると思いますよ。

作業風景は近日中に画像付きでアップ予定です。


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